Midjourney v7の来年3月リリース情報、ChatGPTに画像編集機能登場か
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今週のAI業界は新機能と成長の話題で盛り上がっています。Midjourneyの次期バージョン「v7」が2025年3月31日にリリース予定との情報が浮上。一方、ChatGPTには画像内の要素を編集できる「Image Editor」機能が追加される見込みです。
AIコーディングツール「Cursor」が急成長を遂げ、わずか1年でARR2億ドル超を達成。また、ClaudeのWebアプリは「Research mode」を導入するなど機能強化が進んでいます。
それでは各トピックの詳細について見ていきましょう。
目次
- Midjourney v7、3月31日リリース予定との情報
- Claude Webアプリがアップデート、「Research mode」などを導入
- ChatGPTに画像編集機能「Image Editor」が登場か
- AIコーディングツール「Cursor」が急成長、ARR2億ドル超との報道
- AIエージェント連携基盤「MCP」のエコシステム拡大、Arcadeがサーバーサポート開始
- Gemini 2.5 Pro、BigQueryクエリ生成で高評価の声
- AIインフラ市場でCoreWeaveとNebiusが急成長、競争激化
- Google、内部研究文書からDEI関連用語を削除との報道
Midjourney v7、3月31日リリース予定との情報
- 画像生成AIサービスMidjourneyの次期バージョン「v7」が、2025年3月31日(月)にリリースされるとの情報が出ています。
- 初期リリースでは一部機能が制限され、デフォルトモデルにはならないものの、数週間以内に全機能が追加される見込みです。
- v6のデータを使用して学習されているが、Midjourneyは新しいデータセットも保有しているとの情報もあります。
参考ツイート
Kol Tregaskes: (翻訳) Midjourney v7は今週月曜日、今から2日後にローンチされます。大幅なアップグレードを期待しており、v7.1はさらに大きなものになるでしょう。v7は当初多くの機能が欠けており、デフォルトモデルにはなりませんが、すべての機能は数週間以内に追加される予定です。v6のデータを使用しますが、MJは新しいデータセットも持っています。
Tibor Blaho: (翻訳) もうすぐ? (引用ツイート: Midjourney V7は来週 - 2025年3月31日(月)に登場します)
Claude Webアプリがアップデート、「Research mode」などを導入
- AnthropicのClaude Webアプリにアップデートがあり、いくつかの新機能や変更が確認されています。
- 従来の「Compass」機能が「Research mode」に名称変更されました。
- 「Compass status」のプレビューが導入され、情報源の数、リサーチの進捗、エージェントのステータスなどが表示されるようです。(開発中の可能性あり)
参考ツイート
Tibor Blaho: (翻訳) Claudeウェブアプリの新しいアップデート:Compassは「Research mode」に名称変更され、「compass status」の最初のプレビューがあります(おそらくまだ開発中で、「public」、「developer」、「json」ビューがある)。情報源の数、リサーチの進捗、ステータス付きのエージェントリストを表示します。
Tibor Blaho: (翻訳) https://t.co/XdG2e5Ydyf (引用ツイート: Claudeウェブアプリの新しいアップデート:Compassは「Research mode」に名称変更され、「compass status」の最初のプレビューがあります(おそらくまだ開発中で、「public」、「developer」、「json」ビューがある)。情報源の数、リサーチの進捗、ステータス付きのエージェントリス...
ChatGPTに画像編集機能「Image Editor」が登場か
- ChatGPTに画像編集機能「Image Editor」が追加されるとの情報が出ています。
- この機能には、画像内の特定の領域を選択して要素を追加、削除、変更できる選択ツールが含まれるようです。
- 現在は一部ユーザーのみが利用可能とされていますが、今後広く展開される可能性があります。
参考ツイート
Kol Tregaskes: (翻訳) ChatGPT Image Editorが登場予定。Sora Imageにあるような選択ツールが含まれます。(引用ツイート: すごい.. ChatGPTがImage Editorをリリースしました。画像の領域を選択して、物を追加、削除、変更できるようになりました。現在は一部のユーザーのみ利用可能です。アクセス方法といくつかのトリックはこちら: https://t.co/HztBQku3...
AIコーディングツール「Cursor」が急成長、ARR2億ドル超との報道
- AIを活用したコーディングツール「Cursor」を提供するAnysphere社が、ローンチから1年以内に年間経常収益(ARR)2億ドルを突破したと報じられています。
- 2024年3月の顧客における純収益維持率(NRR)は250%に達しており、高い顧客定着率とアップセルを示しています。
- AI開発ツールの市場における急速な成長と需要の高さを示す事例として注目されます。
参考ツイート
The Information: (翻訳) CursorはいかにしてAI界で最もホットで雰囲気のある新しいものになったか Anysphereの年間経常収益はCursorのローンチから1年以内に2億ドルを超えました。📈 2024年3月の顧客の純収益維持率は250%であり、重要な成功指標です。 詳細はこちら: https://t.co/F4IV7vawYQ #AIStartups
AIエージェント連携基盤「MCP」のエコシステム拡大、Arcadeがサーバーサポート開始
- AIエージェントやツール間の連携を促進するオープンスタンダード「MCP (Model Communication Protocol)」のエコシステムが拡大しています。
- ツール「Arcade」が、新しいストリーマブルHTTPトランスポートを用いたネイティブMCPサーバーサポートを開始しました。
- これにより、Claude Desktop、Cursor、Windsortなどのクライアントとの連携可能性が示唆されており、AIツール間の相互運用性向上が期待されます。
参考ツイート
Harrison Chase: (翻訳) 新しいストリーマブルHTTPトランスポートでMCPを公開するツールサーバー。これをClaudeデスクトップ/cursor/windsurf/その他のクライアントに接続できますか? (引用ツイート: @TryArcade で新しいストリーマブルHTTPトランスポートを使用したネイティブMCPサーバーサポートを開始しました!このオープンスタンダードにより、ツールとエージェントがシームレスに...
Gemini 2.5 Pro、BigQueryクエリ生成で高評価の声
- Googleの最新LLMであるGemini 2.5 Proが、BigQueryのクエリ作成において、従来のGemini 2.0 Proよりも優れている可能性があるとの声が上がっています。
- これは、開発者が実際に使用した上での評価であり、特定のタスクにおける性能向上を示唆しています。
- 前回のニュースレターで紹介した各種開発環境への対応拡大に続き、具体的な応用場面での評価が出始めています。
参考ツイート
na0:
AIインフラ市場でCoreWeaveとNebiusが急成長、競争激化
- AIインフラ市場において、GPUクラウドプロバイダーのCoreWeaveとその競合であるNebiusが、ともに著しい成長を遂げているとThe Informationが報じています。
- CoreWeaveの昨年の収益成長率は737%と非常に高い一方、Nebiusも462%と急速な成長を見せています。
- AIモデルの学習や推論に不可欠な計算資源を提供する企業の競争が激化していることを示しています。
参考ツイート
The Information: (翻訳) CoreWeaveの静かなライバルの方が良い賭けかもしれない CoreWeaveの収益成長は著しい(昨年737%)が、Nebiusも急速に成長している(462%)。📈 これらのAIインフラプロバイダーの成長軌道を探る: https://t.co/o3YvIpsHin #AIInfrastructure
Google、内部研究文書からDEI関連用語を削除との報道
- Googleが、一部の内部研究文書からダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)に関連する言語表現を削除したとThe Informationが報じています。
- これは、AmazonやMetaといった他の大手テック企業でも見られる動きであり、DEIへの取り組み方に関する方針転換の可能性を示唆しています。
- AI開発における倫理や公平性に関する議論が続く中、テック業界全体のDEIに対する姿勢の変化が注目されます。
参考ツイート
The Information: (翻訳) Google、一部の内部研究文書からDEI言語を削除 AmazonやMetaなどの他のテック大手も、内部および公開文書から特定の言語を削除するなど、DEIの取り組みを縮小しています。🌐 広範なテック業界の変化: https://t.co/no7DqYh8BU