2025年04月01日 夜のAIニュースまとめ

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OpenAI、史上最大400億ドル調達で企業価値3000億ドル到達

OpenAIが400億ドルの巨額資金調達により企業価値3000億ドルを達成。この資金の大部分はデータセンター自社構築プロジェクト「Stargate」に投入される見込みです。

同時にChatGPTの画像生成機能が全無料ユーザーに開放され、わずか1時間で100万ユーザーが殺到。さらに数ヶ月内にオープンソースAIモデルの公開も予告しています。

AI開発ツール市場も沸騰中で、Cursorが約937億円調達し時価総額1.4兆円へ。それでは業界の最新動向を詳しく見ていきましょう。

目次

  1. OpenAIが$300B企業価値で$40B調達を発表
  2. ChatGPT画像生成機能が全無料ユーザーに解放
  3. OpenAIがオープンソースAIモデルを数ヶ月内に公開予定
  4. Cursorが$625M調達、時価総額$9.6Bに到達
  5. Amazonのブラウザ操作AI「Nova Act」、SDKも同時リリースで開発者利用が可能に
  6. Sakana AIが江戸時代風チャットボット「からまる」公開
  7. LayerXが行動指針をBet AIへ変更、全社的AI戦略強化
  8. Microsoft CTO「5年以内に95%のコードをAIが生成」と予測
  9. OpenAIがリアルタイム音声文字起こしAPIを強化

OpenAIが$300B企業価値で$40B調達を発表

  • OpenAIが史上最大級となる400億ドルの資金調達を完了し、企業価値が3000億ドルに到達したと発表されました
  • この巨額調達の約180億ドルはStargate(データセンター自社構築)プロジェクトに充てられると見られています
  • ChatGPTの週間アクティブユーザー数が5億人に達し、急速な成長を続けていることも背景にあります
Tetsuro Miyatake: OpenAIが$300Bの時価総額で$40B調達を発表した。 ChatGPTのWAUが5億人まで成長している中、今回の調達の$18BぐらいがOpenAIのStargateプロジェクトに使われると思われている。 https://t.co/etzlqSOATX

TechCrunch: (翻訳) OpenAIは史上最大級の非公開資金調達ラウンドを完了したと発表しました。同社のウェブサイトのブログ投稿によると、OpenAIは企業価値を時価総額3000億ドルとする400億ドルの資金調達を行いました。CNBCの報道によれば、ソフトバンクがこの資金調達をリードしました。

ChatGPT画像生成機能が全無料ユーザーに解放

  • OpenAIのSam Altman CEOが、ChatGPTの画像生成機能が無料ユーザー全員に開放されたことを発表しました
  • この発表により、AIテキスト・画像生成技術がさらに広範なユーザーに利用可能になります
  • ChatGPTのローンチ時は5日間で100万ユーザーを獲得しましたが、画像生成機能では1時間で100万ユーザーが登録する爆発的な反応があったとの報告もあります
Sam Altman: (翻訳) ChatGPTの画像生成機能が、ついに全ての無料ユーザーにロールアウトされました!

Tetsuro Miyatake: 先週のOpenAIのChatGPT内の画像生成機能のローンチでは1時間で100万人が登録するバイラル的な瞬間だった。 ChatGPTのローンチでは5日間で100万人の登録者を達成した。

OpenAIがオープンソースAIモデルを数ヶ月内に公開予定

  • OpenAIが、強力な推論能力を持つオープンソースの言語モデルを数ヶ月以内にリリースする計画を発表しました
  • これはGPT-2以来のオープンソースモデルリリースとなり、AIコミュニティに大きなインパクトを与える可能性があります
  • 開発者に対して、このモデルをより有用にするためのフィードバックを求めていることから、オープンな開発姿勢への回帰がうかがえます
Tetsuro Miyatake: OpenAIがオープンソースなAIモデルを次の数ヶ月間でリリースする予定。 これはGPT-2以来のオープンソースモデルとなる。 https://t.co/uBa1P7oN0y

seya: "Open"AIじゃん

Cursorが$625M調達、時価総額$9.6Bに到達

  • AIコード開発ツールのCursorが625億円(約937億円)の資金調達を完了し、時価総額が96億ドル(約1.4兆円)に達しました
  • 売上は年間2億ドル(約300億円)で、昨年11月から4倍の成長を記録しており、ARRの50倍という高いバリュエーションを獲得しています
  • ThrivecとA16zがリードしたこの調達は、AIコーディング支援ツール市場の急成長と高い将来性を示しています
Taro Fukuyama: AI開発のCursorの資金調達完了のニュース ・調達額:$625M (約937億円) ・時価総額:$9.6B (約1.4兆円) ・リード:Thrive & a16z ・売上:$200M ARR (約300億円) ・成長率:去年の11月から4倍 ・マルチプル:ARRマルチプル50倍 ・創業から3年

カレーちゃん: "Cursorエージェント講座 超入門+実践編 | ドクセル" https://t.co/1ILPtZ4e2B すばらしい

Amazonのブラウザ操作AI「Nova Act」、SDKも同時リリースで開発者利用が可能に

  • 先日お伝えしたAmazonのWebブラウザ操作AIエージェント「Nova Act」について続報です。
  • Nova Actの発表と同時に、エージェントのプロトタイプを作成するためのSDKもリリースされました。
  • これにより、開発者はNova Actの技術を利用して独自のブラウザ自動化エージェントを構築できるようになります。
  • AIによる実世界のタスク自動化がさらに進展し、開発者コミュニティの活性化も期待されます。
Tetsuro Miyatake: Amazonがウェブブラウザーをコントロールしてタスクなどを行えるAIエージェント「Nova Act」を披露した。 同時にエージェントのプロトタイプをNova Actで作るためのSDKもリリース。 https://t.co/1Tjoq4Ewln https://t.co/Be38vRIxVM

Sakana AIが江戸時代風チャットボット「からまる」公開

  • Sakana AIが江戸時代のテキストで学習した「からまる」と呼ばれるチャットボットを公開しました
  • このAIは現代日本語で質問すると江戸時代の世界観と古文風テキストで回答する特徴があります
  • 文化的・歴史的コンテキストを持つAIモデルの実例として、言語モデルの特殊化と文化適応の可能性を示しています
Sakana AI: 江戸時代の古文風テキストで会話できるチャットボット「からまる」を公開 ブログ:https://t.co/NZJRbuclpS デモ:https://t.co/wcbQ8hhAvr Sakana AIが江戸時代のテキストで学習した「からまる」は現代日本語で質問すると、江戸時代の世界観と当時の古文風テキストで回答してくれます。 https://t.co/47HGem0yAU

LayerXが行動指針をBet AIへ変更、全社的AI戦略強化

  • LayerXが創業以来初めて行動指針を変更し、「Bet Technology」から「Bet AI」へと移行することを発表しました
  • AIを10年に一度のパラダイムシフトと位置づけ、全ての事業・部門でAI中心のアプローチを強化する方針です
  • 企業がAIへの投資を明確に打ち出す例として、産業界におけるAI重視の傾向を象徴しています
松本 勇気 | LayerX: LayerXの創業以来初めて行動指針に変更を加えました。Technologyから更にシャープに、この10年の重要なパラダイムシフトであるAIにBetしていきます。すべての事業・部門でOperationもServiceもAI中心へ。 Bet TechnologyからBet AIへ|Matsumoto Yuki @y_matsuwitter #note https://t.co/NqeQHhtS7a

小賀昌法 KOGA Masanori: "『Bet AI』 LayerXは、AIを10年に一度のパラダイムシフトと捉えこの未来にBetする。迷ったときこそAIの進化を信じ、AIに賭ける選択をしよう。"

Microsoft CTO「5年以内に95%のコードをAIが生成」と予測

  • MicrosoftのCTO Kevin Scott氏が、今後5年以内に95%のコードがAIによって書かれるようになると予測しています
  • ただし、ソフトウェア開発プロセスにおいて最も重要な役割は引き続き人間が担うとも述べています
  • AIによるコード生成の急速な進化を示唆する発言で、ソフトウェア開発の未来像と開発者の役割変化に関する議論が活発化しています
Tetsuro Miyatake: 次の5年以内で95%のコードはAIが書くようになるとMicrosoft CTOのKevin Scottが予想。 ただ、まだまだソフトウェア開発の中での制作過程の最も大事な要因は人間になるとのこと。 https://t.co/PZdwjgW8lL

OpenAIがリアルタイム音声文字起こしAPIを強化

  • OpenAIの新しいリアルタイム音声文字起こしAPIがWebRTC接続に対応し、ウェブ上のメディアストリームとの連携が容易になりました
  • これにより、MediaStreamやaudio要素とAPIを簡単に接続できるようになり、リアルタイム音声処理アプリケーションの開発が促進されます
  • デモサイトも公開され、開発者はこの新機能を試すことができます
Justin Uberti: (翻訳) OpenAIの新しいリアルタイム文字起こしAPIがWebRTC接続をサポートするようになり、MediaStreamやaudio要素をAPIに簡単に接続できるようになりました。これを紹介するための簡単なデモを作成したので、https://t.co/ynmW9D2a6Zでお試しください。

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