2025年04月12日 夜のAIニュースまとめ

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OpenAIのオープンモデル開発とChatGPTアプリの躍進

OpenAIが開発者向けリスニングセッションを開催し、次期オープンソースモデルの開発に向けた対話を進めています。Sam Altman CEOも参加し、技術仕様について活発な議論が行われました。

一方、ChatGPTのモバイルアプリは3月の世界ダウンロード数で首位を獲得。前月比28%増の4,600万ダウンロードを記録し、AIチャットボットへの関心の高まりを示しています。

他にも、MicrosoftのAzure AI Foundryのエージェント機能強化や、AIを活用した医療診断の進展など、多岐にわたる展開が見られます。

それでは各トピックの詳細について見ていきましょう。

目次

  1. OpenAI、次期オープンモデル開発へ 開発者対話セッション開催【続報】
  2. OpenAI元従業員が営利化反対、Meta著作権訴訟に進展【続報】
  3. ChatGPTアプリ 3月の世界ダウンロード数で首位獲得
  4. 開発者のLLM活用実感、暗黙知の重要性やMemory懸念も【続報】
  5. Azure AI Foundry エージェント機能と評価指標を強化
  6. ByteDance AIスマートグラス開発報道に続報、市場参入計画か
  7. VW、myVWアプリにGemini/Vertex AI導入 車両サポート強化
  8. AIによるパーキンソン病診断ツール開発進む

OpenAI、次期オープンモデル開発へ 開発者対話セッション開催【続報】

  • 先日お伝えした次期オープンソースモデルに関する意見交換会の動きに続き、OpenAIがサンフランシスコで初の開発者向けリスニングセッションを開催しました。
  • Sam Altman CEOも参加し、開発者コミュニティから直接フィードバックを収集したとのことです。
  • モデルの技術仕様(MoEかDenseか、位置エンコーディング、アテンション機構など)についても活発な議論が交わされた模様です。
OpenAI Developers: (翻訳) SFでの最初の開発者リスニングセッションに参加してくださった皆様、ありがとうございました!コミュニティが集まって次のオープンモデルへのアプローチを形作るのを助けるのを見るのは刺激的でした。皆様のフィードバックは非常に貴重です—詳細は近日公開予定です! https://t.co/LvMVmOPBcV

Sam Altman: (翻訳) 昨日、私たちと一緒に夜を過ごしてくれた皆さんに大変感謝しています。フィードバックは非常に役立ちました。素晴らしいものを提供できると思います!

Awni Hannun: (翻訳) @OpenAIのオープンウェイトモデルについて、私が本当に興味を持っているいくつかの設計上の選択肢: - DenseかMoEか? - 基本的なRoPE位置エンコーディングか、何か新しくて異なるものか? - 完全なアテンションかスパースか?彼らは以前(2019年頃)ブロックスパースアテンションを行っていました。 もし推測するとしたら、私はこう言うでしょう

OpenAI元従業員が営利化反対、Meta著作権訴訟に進展【続報】

  • AIと著作権を巡る動きが続いています。
  • 元OpenAI従業員らが同社の営利団体化に反対する法廷助言書を提出しました。
  • Metaに対する著者らの著作権侵害訴訟では、法学教授らが著者側を支持する意見を表明しています。
TechCrunch: (翻訳) 元OpenAIスタッフが、同社の営利目的への移行に反対するアミカスブリーフを提出 https://t.co/MK4j1yB61C

Tetsuro Miyatake: ハーバード大学ロースクール教授および元OpenAI従業員12名がOpenAIの営利団体への転換を阻止するために法廷助言書を出した。 営利団体へと転換するとOpenAIの根本のミッションに違反すると主張している。 https://t.co/SGh96Dxgkr

TechCrunch: (翻訳) 法学教授らがAI著作権訴訟でMetaと戦う著者らを支持 https://t.co/IPbdMSWXrY

ChatGPTアプリ 3月の世界ダウンロード数で首位獲得

  • ChatGPTのモバイルアプリが、2025年3月の全世界におけるアプリダウンロード数(ゲームを除く)で首位を獲得したと報じられました。
  • ダウンロード数は前月比28%増の4,600万に達したとのことです。
  • AIチャットボットへの世界的な関心の高さを示しています。
Tetsuro Miyatake: 3月のグローバルで最もダウンロードされたアプリ(ゲームを除く)はChatGPTだった。 基本的にはTikTokやInstagramが1位になりがちだが、ChatGPTの3月のダウンロード数は4,600万と2月から28%増した。 https://t.co/SnmVMoIXxW https://t.co/2Wi38o7uX1

開発者のLLM活用実感、暗黙知の重要性やMemory懸念も【続報】

  • LLM活用による思考ループ脱却や業務効率化を実感する開発者の声に続き、新たな議論が生まれています。
  • LLMを効果的に使うには、言語化しにくい感覚的な「暗黙知」が重要であり、継続的な利用が必要との指摘があります。
  • また、ChatGPTのMemory機能に関して、API経由で利用できない点や特定サービスへのロックインを懸念する声も上がっています。
erukiti: ここ3週間くらいRoo Codeにコードを書かせて、自分ではコードを絶対に書かない縛りをしてて、それ自体は苦行以外の何物でもないが、おかげで大分Rooの気持ちが詳細に理解できてきた 改めてノウハウがたまりまくってるので、記事を書く

erukiti: 真理of真理

mizchi: chatgptのmemory機能、中身はただのRAGだとしてロックインするための機能にしか見えない

Azure AI Foundry エージェント機能と評価指標を強化

  • MicrosoftのAzure AI Foundryにおいて、エージェント開発機能が強化されました。
  • Semantic Kernelのエージェントフレームワーク統合(GA)やRed Teaming Agent(Preview)、VS Code拡張機能(Preview)などが追加されています。
  • また、エージェントアプリケーションの品質と安全性を評価する新たな指標(インテント解釈、ツール呼び出し精度など)も提供されました。
daka | Microsoft | AI: Azure AI Foundry に関する新機能 ・Azure AI Foundry に統合された Semantic Kernel’s Agent framework: GA ・Red Teaming Agent : Preview ・VS Code 向け Azure AI Foundry 拡張機能: Preview https://t.co/Esus7svrYc

daka | Microsoft | AI: Azure AI Foundry で、品質と安全性の両面からエージェンティックアプリケーションを評価可能な新指標を提供 https://t.co/SWCkDhgPMl ・インテント解釈 ・ツール呼び出しの正確性 ・タスク遵守 ・応答の完全性 ・コードの脆弱性検出 ・根拠のない属性の検出 GitHubサンプル&SDK対応

ByteDance AIスマートグラス開発報道に続報、市場参入計画か

  • The Informationが報じたByteDanceのAIスマートグラス開発について続報。
  • 複数のメディアや関係者が言及しており、同社がAIハードウェア市場への本格参入を計画している可能性が示唆されている。
  • 過去のAIイヤホン事業は苦戦したとの見方もある。
The Information: (翻訳) 独占:ByteDanceがAIスマートグラスを開発中 TikTokのオーナーであるByteDanceは、独自のAI搭載スマートグラスを販売する計画であり、成長するAIハードウェア市場に参入します。👓 ByteDanceのAIグラスの詳細:https://t.co/92o1cs21bZ #AIHardware

Tetsuro Miyatake: ByteDanceがAIスマートメガネの販売を検討しているらしい。 去年の10月にAIイヤホンを販売したが、あまり売れなかったと思われている。 https://t.co/YuOmOqdcgK

VW、myVWアプリにGemini/Vertex AI導入 車両サポート強化

  • Google Cloud Nextで、フォルクスワーゲン(VW)の「myVW」アプリにおけるAI活用事例が紹介されました。
  • GeminiとVertex AIを搭載し、自動車のダッシュボード警告灯などをスマートフォンのカメラで撮影すると、AIが画像認識してリアルタイムでサポート情報を提供します。
  • 自動車業界における具体的なAI活用例として注目されます。
Google Cloud Tech: (翻訳) 車のダッシュボードライトで推測ゲームはもう終わり!💡 #GoogleCloudNextで紹介されたVWのmyVWアプリは、GeminiとVertex AIを搭載し、即時の視覚的サポートを提供します。リアルタイムAIが、あなたのポケットの中に。 https://t.co/WMyrTcrG4w

AIによるパーキンソン病診断ツール開発進む

  • フロリダ大学の研究チームが開発した、パーキンソン病診断を支援するAIツールがNVIDIAによって紹介されました。
  • このツールはMRI画像を分析し、病気に伴う微妙な脳の変化を高精度で検出することができます。
  • 早期診断が難しいパーキンソン病に対し、AIが診断精度向上に貢献する可能性を示しています。
NVIDIA AI Developer: (翻訳) 🧠 パーキンソン病の診断は簡単ではありません。新しい#AIツールがそれを変えるのに役立つかもしれません。 @UFが率いるチームによって開発され、MRIスキャンを分析して微妙な脳の変化を高精度で検出し、患者と医療提供者にとって一歩前進となります。🙌 詳細はこちら: https://t.co/68NB5WW7M3 https://t.co/ebiGlIQZI8

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