2025年04月11日 夜のAIニュースまとめ

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MCP活発化とGemini/Veo統合計画:AI業界の今週の動き

今週のAI業界では、MCP(AIエージェント連携プロトコル)のエコシステム拡大が加速し、FastAPIとの連携や改善提案が活発化しています。

Google Cloud Nextでは、将来的なGeminiと動画生成モデルVeoの統合計画が発表され、AIモデルの総合力強化に向けた動きが注目されています。

一方、AI開発分野では依然としてデバッグ能力に課題があることがMicrosoft調査で明らかになり、また元OpenAI CTOの新会社が過去最大級の$2Bシード調達を目指すなど、業界の変化は続いています。

それでは、これらのトピックの詳細を見ていきましょう。

目次

  1. MCP続報: Googleサポートに加えツール連携や改善提案も活発化
  2. Google Cloud Next続報: Gemini/Veo統合計画など
  3. 【続報】Grok 3、aiderベンチマーク詳細とCursor対応
  4. Gemini 2.5 Pro、長文入力時の接続エラー課題が浮上【続報】
  5. Mira Murati氏の新AI企業、$2Bの大型シード調達目指す【続報】
  6. AIモデル、ソフトウェアデバッグ能力に依然課題 Microsoft調査
  7. AIコード生成、手続き型コード管理に課題との指摘
  8. OpenAI、次期オープンソースモデル意見交換会の招待開始か
  9. Perplexity、AI検索チャットボットをTelegramで提供開始
  10. Forbes AI 50発表、Together AIやSakana AIなど選出

MCP続報: Googleサポートに加えツール連携や改善提案も活発化

  • AIエージェント連携プロトコルMCPに関する議論の続報です。
  • 既報のGoogleによるADKやA2AでのMCPサポート表明を受け、エコシステム拡大への期待が続いています。
  • 新たに、FastAPIエンドポイントをMCPツール化するライブラリ、Figmaとの連携、OpenTelemetryによるトレース導入などが提案され、具体的な活用や改善の動きが活発化しています。
Google Cloud Tech: (翻訳) 新しいエージェント開発キットをご紹介します。これは新しく、#OpenSource で、モデルに依存せず、モデルコンテキストプロトコルをサポートしています。開発者がエージェントをより簡単に構築できるようにする方法をご覧ください → https://t.co/8vle2hjByc #GoogleCloudNext https://t.co/XPc7a04f2o

Plat 🖼️: (翻訳) 結局MCPってAPIのラッパーみたいなとこあるから、あらゆるHTTP APIをMCPにできる気がするなと思ったら、そういう感じのあるっぽいね OpenAPIからMCPラッパーするやつとかもあるんかな (引用ツイート: FastAPIエンドポイントをゼロ構成でModel Context Protocolツールとして公開するためのオープンソースツール。シンプル。柔軟。本番環境対応。 ...

Wolfram Ravenwolf: (翻訳) 私も全面的に支持する称賛に値する取り組みです: (引用ツイート: 今週、私が非常に誇りに思っているものをローンチしました: 🔎 https://t.co/Ux60Ie6pVp — MCPツールを追跡可能にする 📜 RFC-269 — MCPにOpenTelemetryトレースを追加する仕様提案 エージェント、オブザーバビリティ、または標準に関心がある場合は、ぜひ読んでください。 ...

Google Cloud Next続報: Gemini/Veo統合計画など

  • Google Cloud Next '25に関する続報です。
  • DeepMind CEOが将来的なGeminiと動画生成モデルVeoの統合計画に言及しました。
  • その他、GKEでの生成AI推論機能強化、BigtableのSQLインターフェース提供、Geminiを活用した顧客事例(Bayer、Nuroなど)も紹介されました。
TechCrunch: (翻訳) DeepMind CEOのDemis Hassabis氏は、GoogleがいずれGeminiとVeo AIモデルを統合すると述べています https://t.co/XXbkycLPQ9

Google Cloud Tech: (翻訳) #GoogleCloudNext で発表した次の大きな発表の 1 つについて詳しく見ていきましょう。#generativeAI 対応のスケーリングとロード バランシング技術を備えた GKE の新しい推論機能です。GKE に生成 AI 推論の認識をもたらす方法について詳しくはこちら ↓ https://t.co/m2UjAmm0b0

Google Cloud: (翻訳) 耳寄りな情報: 🎶 Spotify は BigQuery を使用して 6 億 7,500 万人以上のユーザーにパーソナライズされたエクスペリエンスを提供 🛒 Unilever は BigQuery を使用して新興市場の小売業者にリーチ 💊 Bayer はインフルエンザの傾向を予測するエージェントを構築 🚗 Nuro は AlloyDB を使用して路上でのシナリオを特定 #GoogleC...

【続報】Grok 3、aiderベンチマーク詳細とCursor対応

  • xAIのGrok 3 Betaに関する続報です。
  • コーディング支援ツールaiderのベンチマークで54%のスコアを記録し、o3-mini-mediumと同等の性能でより高速と報告されました。
  • また、AIコーディングエディタCursorでGrok 3 (Beta) およびGrok 3 Mini (Beta) が利用可能になりました。Miniモデルは無料枠で提供されます。
Paul Gauthier: (翻訳) Grok 3 Betaはaiderポリグロットコーディングベンチマークで54%を獲得しました。パフォーマンスとコストでo3-mini-mediumと競合しますが、はるかに高速です。Grok 3 Mini Betaは35%を獲得しましたが、diffで確実に編集できませんでした。aider v0.81.2で利用可能: aider --model grok3 https://t.co/mBV...

Torishima / INTP: (翻訳) Grok 3 mini は無料枠なの!?!? DeepSeek V3.1はまだですか (引用ツイート: Grok 3がすべてのCursorユーザーで利用可能になりました!ミニモデルは無料で利用できます。ご意見をお聞かせください。初期テストでは、他のモデルよりも事前に考える傾向があるようです。)

Gemini 2.5 Pro、長文入力時の接続エラー課題が浮上【続報】

  • Gemini 2.5 Proについて、ユーザーからの評価や課題報告が続いています。
  • 新たな課題として、非常に長いコンテキスト入力時に接続エラーが発生する問題が指摘されています。
  • 一方で、複雑なシフト表作成タスクでの高評価は依然として報告されています。
Nathan Lambert: (翻訳) Gemini 2.5 Proでの非常に長いコンテキスト入力クエリが失敗し、接続を確認するように表示されます。モデルは「推論」トレース内のほぼすべてのトークンを再生成しており、何かがクラッシュするまで推論が非常に高価になります。また、Geminiでエラーが発生した場合、チャットを共有できません。 https://t.co/PpkFgTFWBA

Kazunori Sato: AIシフト作成が実用レベルへ!Gemini2.5Proで実現する”ほぼ修正不要”のシフト表|genkAIjokyo|ChatGPT/Claudeで論文作成と科研費申請 https://t.co/D7RQk3XE7T

Nathan Lambert: (翻訳) Gemini 2.5 proで気づいたのは、長いリクエストに対する行ごとの作業です。これは新しいモデルの焦点であり、モデルが計画を実行できるようにするためです。これは、すべてのアクションが重要なエージェントワークフローとうまく連携します。次:複数の要求があるメッセージでより優れているかどうかをテストします https://t.co/YkkYJQwpXy

Mira Murati氏の新AI企業、$2Bの大型シード調達目指す【続報】

  • 元OpenAI CTOのMira Murati氏が設立した新AIスタートアップ「Thinking Machines Lab」に関する続報です。
  • 同社は評価額$10Bで$2Bのシードラウンドを目指していると報じられています。実現すれば過去最大級のシード調達となる可能性があります。
  • また、同社はForbesのAI 50リストにも新規ランクインしています。
TechCrunch: (翻訳) Mira Murati氏のAIスタートアップは、伝えられるところによると、大規模な20億ドルのシードラウンドを目指しています https://t.co/bsOHl9r8eu

Tetsuro Miyatake: 元OpenAI CTOのMira Muratiの新AIスタートアップThinking Machines Labが$10Bの時価総額で$2B調達を目指しているらしい。 過去最大級のシードラウンドになるかもしれないが、これが果たして本当に良いのかはかなり問われそう。 https://t.co/IZN4Nynsm4

Tetsuro Miyatake: ForbesがAI領域の注目している50社。 新規でランクインしたのはAnysphere、Mercor、Thinking Machine Labs、World Labsなど。 より多くのエンタープライズツールが含まれていて、ロボティックス周りも人気になり始めている。 https://t.co/TQ7PXj4Jhz https://t.co/Hwq6GzlcRf

AIモデル、ソフトウェアデバッグ能力に依然課題 Microsoft調査

  • Microsoftの研究によると、現在のAIモデルはソフトウェアのデバッグタスクにおいて依然として課題を抱えていることが示されました。
  • コード生成能力は向上しているものの、生成されたコードや既存コードに含まれるバグを発見し、修正する能力はまだ限定的であるようです。
  • AIによるソフトウェア開発支援の進化において、デバッグ能力の向上が今後の重要な焦点となりそうです。
TechCrunch: (翻訳) AIモデルは依然としてソフトウェアのデバッグに苦労している、Microsoftの研究が示す https://t.co/yegafVMB1K

AIコード生成、手続き型コード管理に課題との指摘

  • AIによるコード生成の活用が進む中、その限界に関する議論も活発になっています。
  • ある開発者は、AIが生成するコードについて、プライベートメンバーを多用する手続き型のメソッドをうまく管理できずに破綻するケースがあると指摘しています。
  • これはAI固有の問題というより、人間が書くコードの複雑さや管理の難しさをAIが模倣した結果ではないか、との見解も示されています。
mizchi: 最近AIにコードを書かせてもプライベートメンバ大量の手続き型のメソッドを全く管理できてなくて破綻するので、AIがどうこうというより人間の愚かさの模倣で失敗していて、コードの品質はある行でアクセス可能な変数の数に比例して悪化するという感覚が強くなってる

Tetsuro Miyatake: コーディングの新たな時代に突入しているとGoogle DeepMind CEOのDemis Hassabisが語る。 バイブス・自然言語を利用する流れは今までコーディングでもあったが、進化するごとにより抽象化できるようになる。 https://t.co/WmP24rlzpS

OpenAI、次期オープンソースモデル意見交換会の招待開始か

  • 先日のオープンソースAIモデル公開計画発表に続く動きです。
  • OpenAIが、次期オープンソースモデルに関するクローズドな意見交換会への招待を開始した模様です。
  • 招待を受けたと報告するエンジニアが現れており、コミュニティとの対話を重視する姿勢がうかがえます。
  • 具体的なモデルの内容や公開時期など、今後の動向が注目されます。
Tibor Blaho: (翻訳) 次期オープンウェイトOpenAIモデルに関するリスニングセッションへの最初の招待状が送付されたようです (引用ツイート: OpenAIから、次期オープンウェイトモデルに関する非公開のリスニングセッションのために本社に招待されました。毎日LLMで構築しているエンジニアとして、これは一周回った瞬間のように感じます。今夜SFに飛びます。ワイルド。🚀 https://t.co/jawOU...

ollama: (翻訳) 👀 何が起こっているか聞くためにここにいます。 💪 オープンソースAIで行きましょう! https://t.co/L9sQ9oWpwd

Perplexity、AI検索チャットボットをTelegramで提供開始

  • AI検索エンジンのPerplexityが、メッセージングアプリTelegram上で利用可能なチャットボット「@askplexbot」をリリースしました。
  • これにより、Telegramユーザーはアプリを離れることなく、PerplexityのAI検索機能を手軽に利用できるようになります。
  • グループチャットに追加して利用することも可能です。
unusual_whales: (翻訳) Perplexityは、Telegram上でAIツールをローンチし、メッセージングプラットフォーム上でAI検索チャットボットとの完全な対話を可能にしました。 (引用ツイート: 「2025年に醜い男はどうやって愛を見つけるの?」 Ask PerplexityがTelegramでライブになりました! @ askplexbotにメッセージを送るか、グループチャットに追加して答えを得てく...

Forbes AI 50発表、Together AIやSakana AIなど選出

  • Forbes誌が、最も有望な非公開AI企業を選出する年次リスト「AI 50」の2025年版を発表しました。
  • AIインフラを提供するTogether AIや、基盤モデル開発のSakana AI(日本企業として唯一)などが選出されています。
  • リストにはエンタープライズ向けツールやロボティクス関連企業が増加しており、AIの応用分野の広がりを示しています。
Together AI: (翻訳) 🏆 Together AIは、2025年のForbes AI 50に選ばれました。これは、AIを使用して産業を変革し、未来を形作る最も有望な非公開企業を毎年リストアップするForbesの年次リストです。この評価は、AIアクセラレーションクラウドを構築するという当社の勢いと使命の証です — https://t.co/pIXiWnQNTX

Sakana AI: Sakana AIが、Forbesによる「Top 50 AI 2025」リストに日本企業として唯一選出されました。  https://t.co/jqFY8lxyIx 大規模モデルの可能性と限界がより明確になる中、AIの実用化が本格化する2025年。 目まぐるしく変化するAI分野の最前線を、Sakana AIは開拓し続けます! https://t.co/TMaX6l7pHi

Tetsuro Miyatake: ForbesがAI領域の注目している50社。 新規でランクインしたのはAnysphere、Mercor、Thinking Machine Labs、World Labsなど。 より多くのエンタープライズツールが含まれていて、ロボティックス周りも人気になり始めている。 https://t.co/TQ7PXj4Jhz https://t.co/Hwq6GzlcRf

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