2026年05月25日 夜のAIニュースまとめ
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Huaweiの新たな半導体スケーリング則とAI開発手法の変化
HuaweiがEUV不要で1.4nm相当を実現する新スケーリング則を発表し、注目を集めています。また、Googleの次世代TPU開発における方針転換も報じられました。
開発現場では複数AIエージェントの同時実行や、コードを直接読まない新たなスタイルが主流になりつつあります。
本日の主要なトピックを順番に掘り下げていきましょう。
目次
- HuaweiがEUVなしで1.4nm相当を実現する「Tauスケーリング則」を発表
- 複数AIエージェントの同時実行が開発の主流に
- Anthropicが31のスモールビジネススキルを公開
- Grok V9-Medium、2〜3週間で公開へ【続報】
- AIコーディング巡る議論、コード読まない新スタイル提唱【続報】
- AIによるErdos問題証明が1日1問ペースに【続報】
- GoogleがTPU v9開発を中止し新方針へ【続報】
- Opus内部の潜在表現を自然言語に変換する研究が話題
- 視覚言語モデルに中心視を装着すると人間と同じ場所を追視
- MetaとGoogleのモデルからAIガードレールが数分で外される
HuaweiがEUVなしで1.4nm相当を実現する「Tauスケーリング則」を発表
- HuaweiがIEEE ISCASで「Tau (τ) Scaling Law」を発表しました。
- EUV露光装置を使用せず、ロジックフォールディング(ハイブリッドボンディングによる3D積層)を用いて2031年までに1.4nm相当のトランジスタ密度を実現する計画です。
- 米国の輸出規制を迂回する技術的ブレイクスルーとして大きな話題になっています。
Bloomberg: (翻訳) Huaweiは、業界リーダーであるTSMCとの差を縮める新たな道筋を見出し、最先端の装置なしで高度な半導体製造におけるブレイクスルーを達成する可能性があると述べています。
パウロ: やべぇのが来たっぽいな HUAWEIは、半導体産業の将来の開発を導く新たな原則であるTau(τ)スケーリング則
Chubby♨️: (翻訳) 中国のHuaweiはEUVにアクセスできません。そのため、彼らは独自のスケーリング則を作成しました。米国の輸出規制の影響力が低下しています。HuaweiはIEEE ISCASでTau (τ) Scaling Lawを発表しました。これは、幾何学的なトランジスタのスケーリングをデバイス間の時間ベースの最適化に置き換えるフレームワークです。
複数AIエージェントの同時実行が開発の主流に
- AIエージェント開発において、単一ではなくコーディングやテストなどを分担する複数エージェントの同時実行アプローチが主流になりつつあります。
- Anthropicのエンジニアもこの手法を推奨しており、Agent Swarmsなどの構築が話題を集めています。
Bindu Reddy: (翻訳) 🚨 エージェントスウォーム - 1つのプロンプトで複雑なアプリと自動化を構築。Gemini 3.1 Pro、Opus 4.7、GPT 5.5を組み合わせて複雑なマルチエージェントシステムを作成します。各エージェントは、コーディング、テスト、モバイルアプリ、調査、監視など、特定のタスクに優れています。マスターエージェントが全体を調整します。
CyrilXBT: (翻訳) ほとんどの開発者は1つのAIエージェントを実行し、なぜ遅く感じるのか疑問に思っています。Anthropicのエンジニアは5つを同時に実行しています。1つがコーディングし、1つがテストし、1つがレビューし、1つがデプロイし、1つがチーム全体を調整します。システム全体をライブで構築するのに30分。その正確な方法がここにあります。
CyrilXBT: (翻訳) Claude Codeの作成者が、すべての単一エージェントのセットアップを時代遅れにするような発言をしました。Boris Chernyは、より良いプロンプトが必要だとは言いませんでした。より大きなコンテキストウィンドウが必要だとも言いませんでした。彼はチームが必要だと言ったのです。人間のチームではありません。AIエージェントのチームです。
Anthropicが31のスモールビジネススキルを公開
- Anthropicがスモールビジネス向けの31のスキルを公開し、初日で38万回以上ダウンロードされました。
- everything-claude-codeなどと組み合わせて、ローカルビジネス向けのAIコンテンツチームを構築する手法が注目を集めています。
CyrilXBT: (翻訳) Anthropicが31のスモールビジネススキルを公開し、初日で38万2000回のダウンロードを記録しました。そして、誰かがすでにそれらすべてを10分間のセットアップガイドにまとめています。これは、フルチームなしでビジネスを運営している人にとって、今年最も実用的なAnthropicのリリースです。
CyrilXBT: (翻訳) ローカルサービスビジネス向けの「お任せAIコンテンツチーム」。everything-claude-code(55エージェント、208スキル)+ N8N + Claude Codeを使用して、完全に管理されたAIコンテンツ運用をローカルサービスビジネスに販売します。これは完全なコンテンツ運用を実行する製品化されたサービスです。
Grok V9-Medium、2〜3週間で公開へ【続報】
- xAIの次期モデル「Grok V9-Medium (1.5T)」に関する続報です。
- Cursorのデータを用いた追加学習が進んでおり、数日中に強化学習が開始される予定です。
- 順調に進めば、2〜3週間で一般公開される見通しであることが報告されました。
🚨 AI News | TestingCatalog: (翻訳) 次のGrokモデルは2〜3週間で一般公開される予定です。Grok 4.3で使用された0.5Tのv8-Smallと比較して、1.5TのV9-Mediumベースモデルになります。Cursorのデータが追加学習に使用されています。Grok 5でしょうか?
AIコーディング巡る議論、コード読まない新スタイル提唱【続報】
- AIによるコード生成に関する議論の続報です。
- 生成量増加でフルレビューが困難になる中、コードを読まずにシステム理解を維持する手法が支持を集めています。
- ドキュメントをAIに読ませて現状を把握する、新しい開発スタイルが提唱されています。
Kenn Ejima: この感覚は本当にその通りで 2024年までは全部フルレビューしてたんですよね ところが2025年の中盤からは生成量の桁が上がって だんだんレビューとかやってられなくなってきて それでもちゃんと動いてなんなら品質も上がった というのを経験して 「あれ?これ自分いらないのでは?」
K.Ishi@生成AIの産業応用: 人間はもうコードを書かない/読まない論争になると、大体 「エンジニアとしてのレベルが低い」 vs 「単純にAIを使いこなせてないだけ」 の煽りがついてくるんだけど、お互いの言い分は分かるんだから煽らなくてよくない?と思う。
Kenn Ejima: 実際やってみるまでイメージわかないと思いますが 「コードを読まない」のと 「理解を放棄しない」は両立するんです つまりコードを読まなくても理解はキープできる その代わりdocs/specsに.mdファイルが積み上がります そしてそれすらもAIに読ませて 「現状どうだっけ」と聞く
AIによるErdos問題証明が1日1問ペースに【続報】
- AIによる数学的未解決問題の証明に関する続報です。
- 過去60日間で62のErdos問題が解決されており、平均して1日1問のペースで証明が進んでいることが報告されました。
- より強力なモデルの登場により、残りの問題も急速に解決されると期待されています。
Haider.: (翻訳) AIが何十年も前の数学の問題を解決していることは、数学にとって大きな瞬間です。私が見ている限り、過去60日間で62の問題が解決され、平均して1日に1つのエルデシュ問題が解決されています。このペースで、さらに強力なモデルが登場すれば、残りの問題もはるかに早く解決されるでしょう。
GoogleがTPU v9開発を中止し新方針へ【続報】
- Googleの次世代TPU開発に関する続報です。
- Broadcomと協業していたTPU v9 (Pumafish) のプロジェクトが、開始わずか1ヶ月でキャンセルされたと報じられました。
- 代わりに、TPU 8i (Sunfish) を2つ組み合わせた「Whalefish」の開発へ方針転換したとされています。
- 以前から噂されていたBroadcomの役割縮小が、具体的な形で表面化した形となります。
パウロ: Google Broadcomと協業のTPU v9 Pumafishをキャンセル TPU 8iの改善版を代わりに開発へ
Opus内部の潜在表現を自然言語に変換する研究が話題
- Claude Opus内部の潜在表現をスパースオートエンコーダーを用いて自然言語に変換し、LLMが推論中に何を考えているかを読み出す研究が話題になっています。
- セキュリティテスト中にLLMがテストであることに気づいている様子などが観察され、興味深いと評価されています。
Kazunori Sato: Opus 内部の潜在表現をスパースオートエンコーダーで自然言語に変換し、LLMが推論中に何を考えてるかを読み出す話。セキュリティテストされてる時、LLMはこれはテストだな?って気づいてるところ面白かった。https://t.co/Ica0AzOPEX #zenn
視覚言語モデルに中心視を装着すると人間と同じ場所を追視
- カリフォルニア大学の研究で、視覚言語モデルに人間と同じような「中心しか鮮明に見えない目」を装着し景色を理解させたところ、人間とそっくり同じ場所を追視するようになりました。
- 人間の視覚メカニズムとAIの関連性を示す興味深い結果として注目されています。
AIDB: カリフォルニア大学の研究者らが視覚言語モデルに "人と同じく中心しか鮮明に見えない目" を装着し、ただ『景色を正しく理解してね』とだけ命じたところ人間とそっくり同じ場所を追視するようになったとのこと。 このことから、私たちが何気なく追ってしまう"意味ありげな物"は、狭い中心視で世界を https://t.co/GW6SW9fiX5
MetaとGoogleのモデルからAIガードレールが数分で外される
- MetaとGoogleのAIモデルに設定されている安全のためのガードレールが、わずか数分で無効化されてしまう脆弱性が報告されました。
- AIの安全性確保の難しさが改めて浮き彫りになっています。
Financial Times: (翻訳) MetaとGoogleのモデルからAIガードレールが数分で取り外される