2026年04月27日 夜のAIニュースまとめ

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MetaのManus買収阻止とOpenAIのスマートフォン開発

中国当局がMetaによるAI企業「Manus」の買収を阻止し、技術覇権を巡る緊張が表面化しています。

また、OpenAIがMediaTekと提携して独自のAIスマホを開発しているとの観測が浮上しました。さらに、GPT-5.4 Proを用いて60年来の数学の難問が解決されるなど、AIの応用も進んでいます。

本日の注目トピックを順番に掘り下げていきましょう。

目次

  1. 中国がMetaによるManus買収を阻止【続報】
  2. OpenAIがMediaTek等とAIスマホ開発か【続報】
  3. GPT-5.5 Codexのレート制限2倍化と新活用事例【続報】
  4. DeepSeek v4 Pro需要急増、Ollamaでキュー導入【続報】
  5. 23歳若者がGPT-5.4 ProでErdős問題を解決【続報】
  6. Unitree G1やKAIなど最新ロボティクスの進展
  7. Google TPU 8tのブロック図公開と命名規則【続報】
  8. Langfuse Cloudの日本リージョンが正式オープン
  9. Kimi 2.6がオープンソースモデルで高評価
  10. Vaporettoを用いた日本語全文検索拡張

中国がMetaによるManus買収を阻止【続報】

  • 以前お伝えしたMetaによるAIエージェント企業「Manus」の買収に関する続報です。
  • 中国の規制当局が、外国投資ルールの違反や戦略的AI技術の米国流出への懸念から、この20億ドル規模の買収を阻止したと報じられています。
  • AI主権を巡る国家間の緊張が高まる中、物議を醸していた取引が白紙に戻される驚きの展開となりました。
Financial Times: (翻訳) ニュース速報:中国の規制当局が北京の投資ルールに違反していないか審査した結果、Metaによる20億ドル規模のAIプラットフォームManusの買収を阻止しました。

Bloomberg: (翻訳) 中国はMetaによる20億ドル規模のエージェントAIスタートアップManusの買収を阻止しており、米国への技術流出で非難を浴びていた物議を醸す取引を白紙に戻すという驚きの動きを見せています。

Rohan Paul: (翻訳) 🇨🇳ニュース:中国はMetaがAI企業Manusを20億ドルで買収するのを阻止しました。中国の規制当局は買収を審査し、外国投資ルールに違反していると判断しました。彼らは関係者全員に直ちに取引をキャンセルするよう命じました。

OpenAIがMediaTek等とAIスマホ開発か【続報】

  • 以前から報じられているOpenAIの独自AIデバイスおよびチップ開発に関する続報です。
  • OpenAIがMediaTekなどと提携し、独自のAIプロセッサを搭載したスマートフォンを開発しているとの噂が報じられています。
  • MediaTekはGoogleのTPU開発にも関与しており、OpenAIのASICプロジェクトを獲得する可能性が高いと見られています。
  • 2028年の量産に向けて開発が進められているとされ、Appleなどの既存スマートフォンメーカーへの影響が注目されています。
Jukan: (翻訳) Ming-Chi Kuo氏によると、OpenAIがスマートフォン市場に参入すると報じられています。これはAppleにとってマイナスになるのでしょうか?

パウロ: OpenAI スマートフォンを再定義へ 独自チップとサブスクも ■ 開発の概要 OpenAIがMediaTek、Qualcomm、Luxshareと提携し、2028年の量産に向けて独自プロセッサとAIスマホを開発中。

Jukan: (翻訳) 「ポジティブな意味合い — OpenAIとのASICの機会が開かれます。MTKはTPU 8tのテープアウトで証明された能力と強力なバックエンド製品を提供できます」Broadcomの次に控えるASIC設計会社はMarvellではなくMediaTekです。

GPT-5.5 Codexのレート制限2倍化と新活用事例【続報】

  • GPT-5.5とCodexに関する続報です。
  • ChatGPT Proユーザー向けにCodexのレート制限が2倍になるキャンペーンが実施されています。
  • Sam Altman氏が開発者の反響に喜びを表明したほか、サブエージェントの活用やBlender連携などの新たな事例も共有されています。
  • 開発者の生産性向上に大きく寄与し、引き続き高く評価されています。
Sam Altman: (翻訳) 5.5への反響を見るのはとても楽しいです!開発者たちが私たちのツールを便利だと言ってくれることほど、私にとって嬉しいことはほとんどありません。

Vaibhav (VB) Srivastav: (翻訳) 見逃した方へ:ChatGPT Proは5月31日まで24時間365日、Codexのレート制限が2倍になります。言い訳は無用です。ただ構築してください。

Haider.: (翻訳) gpt-5.4と比較して、gpt-5.5はより速く、より的確で、間違いがはるかに少ないです。しかし今日気づいた驚くべきことは、これまで見たことのない方法で意思決定を行うことです。よりオープンマインドで、実際に助けようとしてくれます。

DeepSeek v4 Pro需要急増、Ollamaでキュー導入【続報】

  • DeepSeek v4 Proに関する続報です。
  • 低価格プランの展開により需要が急増し、Ollamaでは同モデルの利用にキューが導入される事態となっています。
  • これにより、最初のトークン生成までの時間が長くなっていることが報告されています。
  • また、オープンソース推論エンジンで発生していた文字化けバグがSGLangで修正されたことも共有されています。
ollama: (翻訳) オープンソース推論エンジンでのDeepSeek V4の文字化けバグがSGLangで修正されました。週末に影響を受けた皆様、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

Bloomberg: (翻訳) DeepSeekはリリースされたばかりのフラッグシップモデルの低価格プランを積極的に売り込んでおり、シリコンバレーの最高峰に挑もうとする中国AI業界全体の競争を激化させています。

ollama: (翻訳) 現在、DeepSeek v4 Proのキューを有効にしています。サービスの低下の代わりに、最初のトークンまでの時間が長くなることを予想してください。どうかご辛抱ください。

23歳若者がGPT-5.4 ProでErdős問題を解決【続報】

  • GPT-5.4 Proが60年以上未解決だったErdős問題を解決した件の続報です。
  • 23歳の若者が同モデルを使用し、わずか1時間20分の間に1回のパスで解決に至ったことが報告されました。
  • Web検索を無効化するプロンプトを使用することで、AIが創造的かつ斬新なアプローチを導き出したという知見も共有されています。
Chubby♨️: (翻訳) 23歳の若者がChatGPT 5.4 Proを使用して、60年以上未解決だったErdős問題の1つを解決しました。ChatGPT 5.5 Proが何をできるか想像してみてください。驚くべきことに、それは1回のパスで行われました。合計解決時間はわずか1時間20分です。

webbigdata: 私はコーディング依頼時に「必ずWeb検索して最新の文書を確認してから着手」と書いてますが数学の難問では新規アイディアのため検索無効化が有用というお話 Web検索しないでください [問題] 覚えておいてください。この問題には非自明で創造的かつ斬新な要素が必要になる場合があります

Unitree G1やKAIなど最新ロボティクスの進展

  • ロボティクス分野での新たな進展が複数報告され、注目を集めています。
  • Unitree G1の高度なバランス制御や、Kinetix AIによる36自由度を持つ人型ロボット「KAI」のティザー映像が公開されました。
  • また、中国企業による表情豊かなデスクトップコンパニオンロボットも話題となっており、より人間に近いロボットの開発が加速しています。
Rohan Paul: (翻訳) Unitree G1のバランス技術がここで存分に発揮されています。突然の不安定な動きに直面しても、統合されたセンサーと適応制御ループが姿勢と足の配置に必要なシフトを実行し、難なく平衡を回復します。

Chubby♨️: (翻訳) Kinetix AIは、これまでのどのモデルよりも多い36の自由度、ハイブリッドな器用な手、そして柔らかく柔軟なボディ全体に埋め込まれた18,000のセンサーを備え、これまでで最も人間に近いロボットシステムとして位置づけられる新しい人型ロボット「KAI」のティザーを公開しました。

Rohan Paul: (翻訳) 中国の企業がこのデスクトップ型の青い目のコンパニオンロボットを作りました。本物のような微細な表情、アイトラッキング、反応の良い頭の配置を示します。複数の自由度、自然な関与のための滑らかな首の動き、目に搭載されたカメラを備えています。

Google TPU 8tのブロック図公開と命名規則【続報】

  • Googleの最新AIチップ「TPU 8t」に関する続報です。
  • ブロック図が公開され、9,600チップを接続する3Dトーラスネットワークが注目されています。
  • 大規模な事前学習と埋め込みの多いワークロードに最適化された設計となっています。
  • 一方で、第9世代TPUの名前がTPU v8e/v8pに変更されたことに対し、命名規則への不満の声も上がっています。
Google Cloud Tech: (翻訳) このTPU 8t ASICのブロック図を拡大してみてください。大規模な事前学習と埋め込みの多いワークロードに最適化されたTPU 8tは、実績のある3Dトーラスネットワークトポロジーを、単一のスーパーポッドで9,600チップというさらに大規模なスケールで活用しています。

Jukan: (翻訳) Googleの命名規則は本当にひどいです。彼らは第9世代TPUの名前をTPU v8e/v8pに変更しました。

パウロ: TPU 8t, TPU 8iを発表したGoogleのフルスタックの堀についてnoteを書きました。 彼らのシリコンからデータ基盤まで詳しく解説しています。是非、読んでみてください。流石Googleです。

Langfuse Cloudの日本リージョンが正式オープン

  • LLMのオブザーバビリティプラットフォームであるLangfuse Cloudの日本リージョン(東京)が正式にオープンしました。
  • ClickHouseを基盤として構築されており、国内でのLLM開発におけるモニタリング環境の向上が期待されています。
  • 日本の開発者コミュニティからも歓迎の声が上がっています。
Langfuse JP同好会: Langfuse Cloud 日本リージョン正式オープン!

langfuse.com: (翻訳) Langfuse Cloudが日本で稼働開始しました🇯🇵 ap-northeast-1(東京)でホストされる完全なプラットフォームです。ClickHouseDB上に構築されています。

Kimi 2.6がオープンソースモデルで高評価

  • Kimi 2.6がDeepSeekを上回り、オープンソースモデルの中でトップの評価を得ているとの声が上がっています。
  • GPT-5.5やOpus 4.7の低エフォートモデルに匹敵する性能を持ちながら、コストが約5分の1に抑えられている点が評価されています。
  • 唯一の課題は推論速度ですが、オープンソースの競争力が高まっていることを示しています。
Bindu Reddy: (翻訳) Kimi 2.6はDeepSeekを打ち負かし、オープンソースの王であり続けています!! これはGPT 5.5 / Opus 4.7の低エフォートモデルであり、実際には約5倍安価です。唯一の欠点は速度です!その次元で追いついた時、オープンソースは勝利するでしょう - 数週間後です!

Vaporettoを用いた日本語全文検索拡張

  • SQLiteやDuckDBなどの組み込みDB向けに、軽量高速なトークナイザ「Vaporetto」を用いた日本語全文検索拡張が開発されました。
  • DuckDB版ではブラウザ上のWasmでも利用可能であり、適切な利用シーンで便利に使えると報告されています。
  • 一方で、点予測による単語分割の特性や、全文検索における利点と課題について開発者間で議論が行われています。
セコン: SQLite, DuckDB といった組み込みDBで、軽量高速なトークナイザVaporettoを用いた日本語全文検索拡張を作ってみました。DuckDBの方ではブラウザ上でWasmでも利用でき、適切な利用シーンで使えば、結構便利な気がしています。

Odashi: Vaporettoの論文、EMNLPでrejectされた後でarXivに上げてその後何もしていないんですが、何回か出せば適当なトップ会議には通る気はします。それをしていないのは論文を通すことの優先順位がそれほど高くないため

Taku Kudo: 点予測の単語分割は全文検索には不向きです。特に辞書なしだと、文脈依存分割が避けられず検索漏れのリスクが増えます。拙書の形態素解析本に解説あります。

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