2025年10月27日 朝のAIニュースまとめ
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OpenAIへのソフトバンク投資とGoogleの開発強化が続々
ソフトバンクがOpenAIへの225億ドル投資を承認し、企業再編を条件としています。GoogleはVertex AI Agent Builderにローコード開発など4つの新機能を追加。NotebookLMではフォルダ機能の開発も進行中です。
一方で、DeepSeek-OCRにランダム文字列認識の弱点が判明。AI需要を背景にDRAM価格は2025年第4四半期も20%以上の上昇が予測されています。
それでは各トピックの詳細について見ていきましょう。
目次
- ソフトバンク、OpenAIへ225億ドル投資承認 企業再編が条件
- 【続報】NotebookLM、待望のフォルダ機能が開発中
- Google、Vertex AI Agent Builderを強化 ローコード開発など4機能追加
- DeepSeek-OCRの弱点、ランダム文字列の認識に課題
- DRAM価格、25年Q4も20%以上の上昇予測【続報】
ソフトバンク、OpenAIへ225億ドル投資承認 企業再編が条件
- 以前報じられたOpenAIの大型資金調達に関する続報です。
- ソフトバンクの取締役会がOpenAIへ225億ドルの追加投資を承認したと報じられました。
- この投資は、OpenAIが将来的なIPOに備え、企業再編成を完了することが条件とされています。
The Information: (翻訳) 独占: ソフトバンクの取締役会がOpenAIへの225億ドルの投資を承認し、同社がAIスタートアップの再編成を今年中に完了すると予想している兆候です。Sri Muppidiからの詳細はこちら👇
morgan —: (翻訳) ソフトバンクの第2トランシェが2ヶ月早く承認されたようですが、OpenAIの再編成が完了する兆しがあるものの、実際に再編成が完了することが資金移動の条件となっているようです
Rohan Paul: (翻訳) 💰 ソフトバンクは、OpenAIが最終的なIPOを可能にする企業再編を完了することを条件に、300億ドルのOpenAI投資を完了するための最終225億ドルのトランシェを承認しました。ロイターによると、この決定は4月に初めて発表された410億ドル規模の資金調達の一部を占めることになります
【続報】NotebookLM、待望のフォルダ機能が開発中
- 以前から実装が示唆されていた、GoogleのAIノートツール「NotebookLM」のフォルダ機能が、現在開発中であることが明らかになりました。
- ノートブックを整理するためのタグまたはフォルダシステムが検討されていると見られています。
- この機能は多数のノートを扱うユーザーからの要望が高く、実装されれば使い勝手が大幅に向上する見込みです。
TestingCatalog News 🗞: (翻訳) NotebookLMがノートブック用の整理システムを導入するかもしれません。タグかフォルダか?👀
Google、Vertex AI Agent Builderを強化 ローコード開発など4機能追加
- Google Cloudは、以前お伝えしたAIエージェント開発プラットフォーム「Vertex AI Agent Builder」に4つの主要な新機能を追加したと発表しました。
- 専門知識がなくても開発できるローコードのビジュアルビルダーが導入されました。
- より自然で人間らしい対話を実現するための音声機能が強化されました。
- 開発から導入までの時間を短縮する機能や、セキュリティとガバナンスを統合的に管理する機能も含まれます。
Google Cloud: (翻訳) 次世代の会話エージェントを紹介します:#1 - 新しい使いやすいローコードビジュアルビルダー #2 - 自然な音声 #3 - 導入時間の短縮 #4 - 統合ガバナンス 詳細はこちら→
Google Cloud Tech: (翻訳) DeepLearningAIとAndrew Ngとの新しいADKコースが公開されました!「GoogleのADKを使用したライブ音声エージェントの構築」コースに登録して、トピックを調査し、対話を作成し、複数の話者によるポッドキャストを生成できる音声エージェントの構築方法を学びましょう↓
DeepSeek-OCRの弱点、ランダム文字列の認識に課題
- 画像からテキストを抽出するAIツール「DeepSeek-OCR」に、ランダムな文字列の認識が苦手という弱点があることが明らかになりました。
- この問題は特にパスワードや識別コードなどのランダム文字列を処理する際に影響を及ぼす可能性があります。
- これは高性能なOCRツールとしての評価が高いDeepSeek-OCRの限界を示す発見として注目されています。
おじろ | 223: DeepSeek-OCRの弱点をつく - きしだのHatena https://t.co/eLJTfN9D0K
おじろ | 223: DeepSeek-OCRにはランダム文字列が読めない - きしだのHatena https://t.co/BRORhmOOpd
DRAM価格、25年Q4も20%以上の上昇予測【続報】
- 既報の通りAI需要を背景としたDRAM価格の上昇が続いていますが、新たにTrendForceが2025年第4四半期の価格予測を上方修正し、前期比20%以上の上昇になるとの予測を発表しました。
- クラウドサービスプロバイダー(CSP)からの旺盛な需要が主な要因とされています。
- 用途別ではPC用が18〜23%、サーバー用が15〜20%の価格上昇が見込まれており、メモリ市場の逼迫が続く見通しです。
Jukan: (翻訳) 2025年第4四半期のメモリ価格見通し更新:TrendForceは2025年第4四半期の契約価格予測を再び上方修正しました。この上方修正は、CSP(クラウドサービスプロバイダー)からの追加注文の影響を反映しており、DRAM価格は四半期比で20%以上上昇しています。
パウロ: DRAM 2025Q4契約価格さらに上昇 こりゃ大変だ 四半期で20%上昇と 具体的には、PC用DRAMの平均販売価格(ASP)は、従来の3~8%から18~23%に引き上げられ、 サーバー用DRAMは5~10%から15~20%に修正されました。